シニア犬・猫のフード選び|食事量・与え方・切り替えのポイント
シニア犬・猫と長く元気に過ごすための食事ポイント
シニア期(高齢期)は、犬・猫の体の変化がゆっくり進む時期です。若い頃と同じフードを続けていても、消化吸収・活動量・体重が変わり、「太りやすい」「痩せやすい」「食が細くなる」「便の状態が変わる」などのサインが出ることも。
だからこそ、シニア犬フード/シニア猫フードの選び方や、与え方(食事回数・量・切り替え)の見直しが、健康寿命を支える大切な柱になります。
大切:持病がある場合や、急な体重変化・食欲低下が続く場合は、自己判断せず獣医師に相談しましょう。
シニア期とは?目安とよくある変化
- 犬:7歳頃から(小型犬はやや遅め、大型犬は早めの傾向)
- 猫:10歳頃から
年齢を重ねると、基礎代謝や消化機能が低下しやすく、運動量も減りがちです。その結果、肥満や筋力低下、便通の変化などが起きることがあります。
「最近寝ている時間が増えた」「食べるスピードが遅い」「水をよく飲む」「体重が増減した」などが見られたら、食事の見直しタイミングかもしれません。
シニア期の食事で大切なこと(基本の3つ)
1. 消化吸収の良いフードを選ぶ
シニア期は胃腸の働きが変化しやすいので、消化に配慮されたレシピや、原材料がシンプルで品質の分かりやすいフードが安心です。便がゆるい/硬いなどの変化がある場合は、たんぱく源や脂質量、食物繊維のバランスもチェックしましょう。
2. カロリーコントロールで体重管理
運動量が減るシニア期は、若い頃と同じ量を与えると体重が増えやすくなります。一方で、食が細くなる子は体重が落ちやすいことも。
「体型(BCS)」「体重の推移」「便の状態」を見ながら、フードのカロリーと給与量を調整していくのがポイントです。
3. 健康を支える栄養素をプラス(必要に応じて)
- グルコサミン/コンドロイチン:関節を意識したい子に
- オメガ3脂肪酸:皮膚・被毛のコンディション維持に
- 抗酸化成分:年齢に伴う変化に配慮したい時に
※栄養素の必要量は個体差があります。サプリや療法食の利用は獣医師に相談を。
フード選びのチェックリスト(迷ったらここ)
- 対象:シニア犬(高齢犬)/シニア猫(高齢猫)向けの設計か
- たんぱく質:質の良い動物性たんぱくが中心か(量は体質に合わせて)
- 脂質・カロリー:体重管理が必要なら低脂肪・低カロリーも検討
- 水分:飲水量が少ない子はウェット併用や温める工夫も
- 食べやすさ:粒の大きさ/硬さ/香り(嗜好性)
- 切り替えやすさ:少量パックがある、同系統のラインがある
与え方のポイント(食事量・回数・切り替え)
食事回数は「1日2回〜3回」に分けるのがおすすめ
一度に多く食べると胃腸に負担がかかることがあるため、シニア期は回数を増やして1回量を減らす方法が合う子もいます。食後に眠そう、吐き戻しがある、便が不安定などの時は回数を分けて様子を見ましょう。
食欲が落ちた時の工夫(嗜好性アップ)
- フードをぬるめのお湯でふやかす/温めて香りを立てる
- ウェットフードを少量混ぜる(カロリーは合算)
- 食器の高さを調整し、首・腰への負担を減らす
フード切り替えは「7〜10日」かけてゆっくり
新しいフードへ切り替える際は、急に変えるとお腹がびっくりして便がゆるくなることがあります。
旧:新=9:1 → 7:3 → 5:5 → 3:7 → 1:9 のように、少しずつ混ぜて移行するのがおすすめです。
おすすめフード(シニア期にも取り入れやすい)
犬用
-
K9ラム&キングサーモン・フィースト
高品質なたんぱく源に加えて、オメガ3脂肪酸を意識したい子に。皮膚・被毛のコンディション維持を大切にしたい場合にも選択肢になります。
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アーテミス フレッシュミックス ウェイトマネージメント&スモールシニアドッグ 1kg
体重管理が気になるシニア犬向けに。運動量が落ちた時期でも、給与量の調整がしやすい設計を探している方におすすめです。
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ソリッド・ゴールド ホリスティックブレンド
便の状態やお腹のコンディションを意識したい時に。シニア期の「食べやすさ・続けやすさ」を重視する方にも。
猫用
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FLラム&キングサーモン・フィースト
動物性たんぱくをベースに、年齢に合わせて栄養設計を意識したい時の選択肢。食が細くなりがちな子には「温める・ふやかす」もおすすめです。
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Ziwi Peak スチーム&ドライ・キャットフード フィッシュ 800g
魚ベースのプレミアムフードを探している方向け。嗜好性や原材料の品質を重視したい場合にも候補になります。
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SYMPHONIE No.10 交響曲第10番 イノシシ&チキン&アヒル 800g
複数の動物性たんぱくをブレンドし、嗜好性を重視したい方向け。食べムラがある子にも「少量から試す」方法がおすすめです。
よくある質問(シニア犬・猫の食事)
Q. シニア専用フードに必ず切り替えるべき?
必ずしも「専用」でなければいけないわけではありません。ただ、シニア期は体の変化が出やすいので、体重・便・被毛などを見ながら、今のフードが合っているか定期的に確認するのがおすすめです。
Q. どれくらいの頻度で体重をチェックする?
目安は2週間〜1か月。短期間で増減がある場合は、給与量や食事内容の調整サインになることがあります。
Q. 食べない日が増えた。どうしたらいい?
まずは体調変化がないか確認し、続く場合は獣医師へ。日常の工夫としては「温める」「ふやかす」「回数を増やす」「ウェットを少量混ぜる」などが有効なことがあります。
まとめ
シニア犬・猫の健康寿命を支えるカギは、「体の変化に合わせたフード選び」と「与え方の調整」です。
消化に配慮しつつ、体重管理・水分・嗜好性のバランスを整えることで、毎日の食事がより安心な時間になります。
気になる変化がある時は早めに専門家へ相談しながら、愛犬・愛猫に合う“続けやすい食事”を見つけていきましょう。